Amazon Fire Phone teardown
アマゾン、2014年7月25日より米国にて販売が開始された自社ブランド初のスマートフォン「Fire Phone」。iFixit により早速分解レポート。コストパフォーマンスの良い製品ですが修理(分解)のしやすさは10段階評価で3と低いものになっています。
■ スペック
Android OS ベース Fire OS 3.5 を搭載したアマゾンスマートフォン「Fire Phone」分解。詳細スペックは発売時に公開されていましたが、分解されたことで RAM や ROM (ストレージ) にサムスン製のメモリーが使用されている事が事が判明。「Fire Phone」の一番の特長となる本体フロント部(前面)の四隅に搭載されている「Dynamic Perspective camera」も確認されています。
分解の困難な製品で、本体とディスプレイは接着されており iFixit では内部を見るためには特殊な工具を使用しています。その他、内部もケーブルやコネクターが複雑に折り重なっています。「Dynamic Perspective camera」はディスプレイ側に接着されているためユニットでの交換になるとしています。
これらの構造から、修理(分解)のしやすさは10段階評価(値の高い方が修理しやすい)で3としています。コストパフォーマンスを重視した製品のためハード的な損傷や故障を想定した分解はあまり考慮していないようです。壊れた場合には、組品での部品交換か、本体交換での対応となりそうです。
Amazon Fire Phone Teardown – iFixit
https://www.ifixit.com/Teardown/Amazon+Fire+Phone+Teardown/27458
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