Boeing 787 Dreamliner IFEC by Android

ボーイング (Boeing) 社開発の飛行機（航空旅客機）「ボーイング787ドリームライナー」にはパナソニックとフランス Thales が開発した Android ベースのフライトエンターテイメント・システムを搭載した端末が全席に設置。

■ スペック

• OS: Android 2.3 or 3.0 base (Panasonic = ex3, Thales = TopSeries Avant)
• CPU: ARM Dual-core processor
• RAM: 1GB
• ROM: 256GB
• ディスプレイ: 10インチ、17インチ タッチパネル
• その他: 外付けスマートデバイス「Touch Passenger Media Unit」付属

ボーイング社のジャンボ航空旅客機「ボーイング787ドリームライナー (Boeing 787 Dreamliner)」の機内には、パナソニックとフランスの大手電機企業 Thales （タレス） 社 2種類のフライトエンターテイメント・システム（IFEC）を採用した端末が全席に搭載されています。パナソニックのフライトエンターテイメント・システムは「ex3」、Thales 社は「TopSeries Avant」となっており、どちらも Android ベースのシステムとなっています。

機能や端末の詳細は公開されていませんが、ARM デュアルコアプロセッサにタッチディスプレイの本体に Android ベースのフライトエンターテイメント・システム（IFEC）を搭載し、機内全席に設置。10インチと17インチの2種類のサイズを用意。Thlaes 社製の端末には外付けでスマートフォンのような「Touch Passenger Media Unit」を接続可能としています。

航空機本体に搭載されいる IT 機器も驚きの内容で、「ボーイング787ドリームライナー」には508の ARM コア、32の x86 コア、382GB の RAM と 69TB の SSD ストレージを備えています。さらに、機内では Wi-Fi 利用が可能で、衛星通信による 3G/GSM を使った地上との交信も出来るとしています。

空飛ぶ Android !! Google Pad では2012年4月13日に「ボーイング Android スマートフォンを開発中」を、2011年4月11に「パナソニック Android フライトエンターテイメント・システム eX3」を紹介しましたが、それらの情報がここで1つにまとまった感じです。

IFEC = in-flight entertainment and connectivity

Boeing 787 Dreamliner: Powered by Android – ExtremeTech
http://www.extremetech.com/

Boeing 787 Dreamliner Android-Powered Entertainment Systems – Android Police
http://www.androidpolice.com/