Kaspersky Lab Android Lost and theft report
セキュリティ企業カスペルスキー、Android 向けのカスペルスキー製品の統計データを分析したところ、1か月間(2018年6月13日から7月12日の期間)で約2万3,000台の Android 端末が全世界で紛失または盗難に遭った可能性を報告。
ロシアのセキュリティーメーカー Kaspersky (カスペルスキー)、Android 向けのカスペルスキー製品の統計データを分析したところ、1か月間で約2万3,000台の Android 端末が紛失または盗難に遭った可能性があったことを発表。この統計は、2018年6月13日から2018年7月12日までの期間、同社セキュリティアプリ「カスペルスキー インターネット セキュリティ for Android」のユーザーによって全世界から送信された、盗難・紛失対策機能が起動した数に基づいて算出。
現在は、個人でも効果的な盗難・紛失対策ツールを利用して、簡単に携帯端末の紛失時にアラーム機能をオンにしたり、遠隔操作による端末のロックや GPS 機能で追跡したりもできます。しかし紛失や盗難のリスクが高まっている中で、こうしたセキュリティ対策が利用できるにも関わらず、Kaspersky Lab の別の調査結果では、端末の保護のために盗難対策機能を利用しているユーザーはわずか22%しかいませんでした。
Kaspersky Lab の製品マーケティング担当ヴァイス・プレジデント、 ドミトリー・アリョーシン(Dmitry Aleshin)は、次のように述べています。「これらの調査結果では、いかに多くの端末が将来的に紛失するかが示されています。特に2万3,000台という数字は、カスペルスキー製品の盗難対策機能をオンにしている Android 端末に限定した数値ですから。夏休みでもあるこの時期、端末をいかにリスクから守るかを考えることが不可欠です。盗難対策による保護は非常に使いやすく、簡単にインストールできるため、当社はすべてのユーザーに対して、端末の保護を検討して、セキュリティで保護された安全な夏を過ごされるようにアドバイスします」
株式会社カスペルスキーのコンシューマ テクニカル エヴァンゲリスト 保科貴大 氏は次のように述べています。「多くの人が国内外へと旅立つ夏休みシーズンになりました。休暇中の出来事を写真や動画で記録する方も多く、大切な思い出はスマートフォンに蓄積されていくのではないでしょうか。Kaspersky Lab が昨年、世界で実施した個人ユーザー向けのインターネット調査では、18%が旅行中の写真や動画はデバイスに保存されているデータの中で最も大切なものであると回答しています。一方、デバイスの紛失または盗難にあった場合、28%が休暇の大切な写真を復元することはできないとも答えています。また、今回の統計データは Android 端末が対象でしたが、Kaspersky Daily のブログ記事には、巧妙な手口で iPhone が盗まれた事例もあります。移動が多いこの時期、端末の置き忘れや盗難にはくれぐれも注意し、端末やデータの保護を適切にし、 休暇中の思い出を大切にしていただきたいと思います」
■ Kaspersky Lab について
Kaspersky Lab は、IT 上の脅威から世界を守る「Save the World from IT threats」をミッションとする IT セキュリティソリューションベンダーです。1997年の設立以来、 IT セキュリティ市場におけるテクノロジーリーダーとして、大企業から個人ユーザーまで幅広いお客様に効果的なセキュリティソリューションを提供しています。
スマートフォン端末の紛失・盗難を防ぐために適切な保護を推奨 – Kaspersky Lab
https://www.kaspersky.co.jp/about/press-releases/2018_vir15082018
名前 (Name) が空欄だと「匿名」になり、コメント反映に時間がかかります。名前を入れると投稿後もコメントの編集や削除が可能です。Email は入力しても表示されません。コメントは1度の投稿で【300文字】までとなります。
10:51
国別の情報無いと何ともいえない