Sony Internet TV (NSX)
2010年10月12日、ソニーは世界初の「Google TV」搭載テレビ Sony Internet TV 発表。サイズは4機種を提供、24~46型(1080pフルHD)価格599.99~1399.99ドル、発売は2010年10月16日より。
■ Sony Internet TV 種類一覧
「Sony Internet TV」は通常のテレビ視聴に加えて、Chromeブラウザを使ってネットを検索、閲覧したり、Webアプリを使うことができる。ソニーの動画配信サービス「Video On Demand powered by Qriocity」のほか、CNBC、Napster、Netflix、Twitter、YouTubeなどのアプリがプリインストールされている。
テレビを見ながらTwitterに投稿したり、Webで関連コンテンツを探したりできる「Dual View」機能を備え、2011年初めからアプリストアAndroid Marketも利用可能(Intelの組み込み向けAtomプロセッサを搭載し、Wi-Fi内蔵で無線でホームネットワークに接続することが可能)
左側が裏面 右側が側面
裏面の下の方にLANコネクターがあります。
Google TV の紹介動画
Googleはスマートフォン用に開発したLinux OS上で動作するAndroid(アンドロイド・プラットフォーム)をテレビ用に転用し、ソニーに提供。ネットワーク機能やタッチパネル操作、マルチタスク機能を搭載した「Sony Internet TV」となった。
テレビとインターネットの融合が進むと、テレビメーカーにはソフトウェアの開発コストが重くのしかかる。Androidを採用することで、ソニーはソフトウェアの基盤部分に当たるプラットフォームの開発コストを下げ、製品のスピーディーな市場投入が可能になる。
標準化されたAndroidプラットフォームは、世界の開発者から広くアプリケーションを調達できる。アップルが成功させた「iPhoneアプリ」と同じモデルで、多種多様なアプリケーションを調達するねらいもある。そのうち家庭製品全てがGoogle一色なんて時代もくるんですかね・・・
Sony Internet TV Hands-On 動画
リモコンはQWERTYキーパッドと光学マウスを備え、テレビの操作やテキストの入力可能。Android 携帯をリモコンとして使えるアプリも、Android Marketでリリースする予定。詳細スペックに関しては米ソニーサイト「40″ Sony Internet TV」 の中央タブにある「SPECIFICATIONS」 をご覧ください。
■ 追加情報 2010年10月22日
ソニーがGoogleと提携して発売した「Internet TV 」に対し米テレビ局の三大ネットワークがネット上の一部番組の配信を停止。放送局側が違法コンテンツをサイト上に載せてきたグーグルの姿勢に懸念、ABCとCBS、NBCがサイト上で公開しているドラマ番組は見ることができない。
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