Amazon Kindle Fire Teardown
アマゾンの7インチ Android 最新電子書籍「Kindle Fire」。2011年11月14日にアメリカで発売されたばかりですが、早速「iFixit」にて分解され、内部を解析されております。
■ スペック
ディスプレイ 7インチ IPS液晶、サイズは 190×120×11.4mm となっております。
本来カバーは外せない仕様なので、ツールをつかってグイっと本体からはがしていきます。
アマゾンからの公式スペックでは駆動時間は公開されていたもののバッテリー容量は発表されていませんでした、今回の分解により Li-Ion 4400mAh と判明!
本体内部は殆どがバッテリーで占められており、メイン基盤はかなりコンパクト。チップごとに色分けして説明。
赤: Samsung KLM8G2FEJA 8 GB Flash Memory
オレンジ: Hynix H9TKNNN4K 512 MB of Mobile DDR2 RAM
黄: Texas Instruments 603B107 Fully Integrated Power Management IC with Switch Mode Charger
緑: Texas Instruments LCDS83B FlatLink 10-135 MHz Transmitter
青: Jorjin WG7310 WLAN/BT/FM Combo Module
紫: Texas Instruments AIC3110 Low-Power Audio Codec With 1.3W Stereo Class-D Speaker Amplifier
黒: Texas Instruments WS245 4-Bit Dual-Supply Bus Transceiver
メイン基盤とバッテリーを外すとプレートを挟んで、液晶とフロントカバーのみとなります。
大きくわけて8パーツから「Kindle Fire」はできてるようです。かなりシンプルな構造ですねー
Kindle Fireの部品で最も高価なものはタッチスクリーンディスプレイの87ドル(約6,960円)デュアルコアプロセッサーは15ドル(約1,200円)、バッテリーは18.25ドル(約1,460円)筐体は11ドル(約880円)合計部品原価は191.65ドル(約15,332円)。製造コストとEMSの利益を加え、209.63ドル(約16,770円)になると予測されています。Amazon でユーザーが購入するデジタルコンテンツを考慮して Kindle Fire 1台から得られる利益は10ドルと見積もっているそうです。(端末単体だと赤字)
Amazon Kindle Fire Teardown – iFixit
http://www.ifixit.com/Teardown/Amazon-Kindle-Fire-Teardown/7099/1
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