東芝、スマートフォンやタブレット向けとした1600万画素クラス最小サイズの CMOS イメージセンサー「T4KC3」開発

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Toshiba Small Form Factor 16MP CMOS Sensor

東芝、スマートフォンやタブレット向けとした16メガピクセル (16MP / 1600万画素) 裏面照射型 (BSI) CMOS イメージセンサー「T4KC3」を製品化。世界最小クラスチップで、省電力化も実現。2015年9月からサンプル出荷を開始。

■ 主な仕様

  • 型番: T4KC3
  • 最大出力画素数: 16メガピクセル
  • 光学フォーマット: 1/2.7インチ
  • 画素ピッチ: 1.12マイクロメートル / 裏面照射型
  • 参考モジュールサイズ(縦×横): 8.5×8.5mm(オートフォーカス)
  • サンプル価格: 1,700円
  • 量産時期: 2015年12月
  • 量産規模: 200万個 / 月

■ 特長
本製品では、電源回路の省電力化、チップサイズの小型化により、カメラモジュールの「Small Form Factor」化を可能にし、市場の要求に対応。また、東芝の現行製品で採用済みの電源回路の省電力化などの設計技術により、チップサイズで16メガピクセルセンサとしては世界最小クラス、消費電力ではフル画素 30fps 動作で 240mW 以下を実現。

■ PDAF 搭載
最近の一眼レフカメラなどに採用されている「像面位相差オートフォーカス機能(PDAF)」を搭載し、従来のオートフォーカスよりも高速なピント合わせを実現したことにより、スマートフォンやタブレットでの動画撮影の利便性を向上。

■ HDR 搭載
「ハイダイナミックレンジ(HDR)」を搭載し、逆光など明暗コントラスト比が高い環境でも、明暗階調を広げることで、白飛びや黒潰れを防ぎ、被写体を自然に撮影することができます。

東芝では、チップサイズ縮小や低消費電力の実現により、モバイル機器の薄型化やカメラモジュールの Small Form Factor 化といった市場ニーズに応えるとともに、像面位相差オートフォーカス、ブライトモード、ハイダイナミックレンジ等の機能搭載により動画撮影機能の多様化に貢献するとしています。

16メガピクセル CMOS イメージセンサの製品化について – 東芝
http://toshiba.semicon-storage.com/jp/company/news/




Posted by GPad   @   2015年7月17日 金曜日 0 comments
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