Android Guest Mode & Multiple Users

Android のゲストモードと複数ユーザー
画像:gpad.tv

スポンサーリンク

家族や友人にスマートフォンを少しだけ貸したいとき、写真や連絡先、メッセージを見られないか気になるものです。Android には、端末内の自分のデータに触れさせずに貸し出せる「ゲストモード」と、1台を複数人がそれぞれのアカウントで使い分ける「複数ユーザー」の機能が用意されています。どちらも設定アプリの「システム」にある「複数ユーザー」から有効にします。この記事では Pixel を例に、グーグルの公式サイトの説明をもとに設定と切り替えの手順、ゲストにできること・できないこと、使うときの注意点をまとめます。メニューの名前や有無は Android のバージョンや機種によって異なります。

■ ゲストモードを有効にする

  • 設定アプリを開き、「システム」→「複数ユーザー」の順にタップします(見つからない場合は設定の検索で「ユーザー」と入力)。
  • 「複数のユーザーを許可する」をオンにします。
  • ゲストに電話をかけさせたい場合は「ゲスト」をタップして「通話をオン」にします。
  • 貸し終えたときにゲストのアプリやデータを自動で消したい場合は「ゲスト アクティビティを削除」をオンにしておきます。

■ ゲストモードに切り替える・終了する

  • 画面上部から下にスワイプしてクイック設定を開き、もう一度下にスワイプして全体を表示します。
  • 画面下のユーザーアイコンをタップし、「ユーザーを選択」で「ゲスト」を選びます。ユーザーアイコンは「複数のユーザーを許可する」がオンのときだけ表示されます。
  • 元に戻すときは同じ手順でユーザーアイコンをタップし、「ゲストを終了」を選びます。「ゲスト アクティビティを削除」がオンなら確認画面で「終了」、オフなら「保存」か「削除」を選びます。

■ ゲストができること・できないこと

  • できること: Chrome や YouTube、Google マップなどプリインストールのアプリの利用、Google アカウントにログインしてのアプリのインストール、Wi-Fi や Bluetooth など一部の設定変更、通話が許可されていれば発着信と通話履歴の確認。通話がオフでも警察や消防への緊急通報と、所有者からの着信は可能です。
  • できないこと: 所有者の写真や音楽、ファイル、メール、SMS の閲覧と SMS の送信、ほかのユーザーがインストールしたアプリの利用、ほかのユーザーの連絡先などのデータの閲覧。
  • ゲストが使ったストレージは「設定」→「ストレージ」の最下部「その他のユーザー」で、モバイルデータの使用量は「ネットワークとインターネット」→「インターネット」→ 通信事業者の歯車アイコン →「アプリのデータ使用量」で確認できます。

■ 複数ユーザーを追加する

  • 「システム」→「複数ユーザー」→「ユーザーを追加」→「OK」の順にタップします。表示されない機種では「ユーザーまたはプロファイルを追加」→「ユーザー」を試し、どちらもなければその機種では追加できません。
  • 本人がその場にいれば「今すぐセットアップ」で画面ロックと Google アカウントを設定し、いなければ「後で行う」を選ぶと、最初に切り替えたときに設定できます。
  • ユーザーの切り替えは、ホーム画面を2本指で上から下にスワイプして右上のユーザーアイコンをタップします。
  • ユーザーごとの通話と SMS は、「複数ユーザー」でユーザー名の横の歯車アイコンから個別に許可する必要があります。
  • 削除は所有者なら歯車アイコン →「ユーザーの削除」、本人なら「このデバイスから(ユーザー名)を削除」から行えます。元に戻せません。

■ 知っておきたい注意点

  • ストレージとデータ通信量はユーザー間で共有されます。ユーザーを増やしても容量や通信量の上限は増えません。
  • Wi-Fi や Bluetooth の一部の設定はほかのユーザーにも引き継がれます。Wi-Fi を使わせたくない場合は、切り替え後にパスワード情報を削除します。
  • 通話・SMS の許可や端末の初期化など、一部の設定は所有者(管理者)だけが変更できます。
  • 一時的に貸すだけならゲストモード、子どもや家族と継続して共有するなら複数ユーザー、という使い分けが基本です。

■ 所感

「写真を見せたいだけなのに通知が覗かれる」といった小さな不安を解消するには、ゲストモードは最も手軽な方法です。切り替えの導線がクイック設定の奥にあって気づきにくいのが難点ですが、一度「複数のユーザーを許可する」をオンにしておけば、あとは数タップで済みます。タブレットを家族で共有している場合は、複数ユーザーで各自のホーム画面を分けたほうが、アプリの並びやログイン状態で揉めずに済むでしょう。

■ ソース

スポンサーリンク